ビッグ・フィッシュ [Blu-ray]
ティムバートン映画、最高のファンタジーです。
ラストシーンでの親の愛が息子に伝わっていく様に涙が止まりません。
題名やパッケージからは、何一つ、この映画の真の中身は伝わってきません。
また、子を持つ父親にしか共感(心理が理解)出来ないかもしれません。
子供からは恨まれるかもしれないですが、父親としての最後(死に様)に憧れる父親像がココにある!
ラストシーンの病室でのお父さんのセリフに号泣必至!
ビッグフィッシュ―父と息子のものがたり
作者が、忙しい時間をぬって少しずつ書いたからなのか、私も少しずつでしか読めなかった。勿論、一気に読めないことも無かったのだが、何となくゆっくり読んでしまった。全編を通して、短い章をたくさん使って息子が父の人生を語る。父の死のシミュレーションが4パターン、断続的に入ってきたりと、かなり立体的な作り。
ティム・バートンはどう映画化したのか、観たくなった。好きな監督だし、それだけでも楽しみだけれどこの原作で…と想像しただけで楽しくなってくる。
まるごとジョークで出来た本、とも言えるし、ノスタルジックで切ない、とも言えそう。思うのは、何故こうも私たちは「お話」を欲するのかということ。お話、つまりフィクション。フィクションだと思っているものにリアリティを求めたりして私たちは矛盾しているけれど、確かなのは私たちはお話を愛しているということ。
そしてお話はフィクションだけれど嘘ではないということ、結局のところ私たちは嘘だと思っていないのだということに気付かされる本。
前後鍵穴つき 最高級バイクカバー オフロード、ビッグスクーター用
デカいラージカウルとテールボックスを装着したビッグスクーターに
使用しているけど、何とか雨よけになっています。
2m超のスクーターでシールドとボックス装着車だと、丈がちょっと
不足している感がありますが、気にならない人にはおすすめかも。
ビッグ・フィッシュ コレクターズ・エディション [DVD]
この物語の背骨とも言うべき、父の作り話として登場する「寓話」や「神話」の数々は、ティム・バートンにしか再現できないものなのではないかと思わせるほどの美しさです。また、物語の内容も非常にすばらしく、原作者と脚本家との息のあった仕事が見事に結集し、感動的なラストへと見るものを導いてくれます。こういった、家族をテーマにした映画は、ティム・バートンの今までの映画にはなかったものではないかと思いますが、まさに彼はこの映画により、新境地を切り開いたと言っても過言ではありません。物語のすばらしさとティムの得意分野の寓話の映像での美しい再現が互いに共鳴し、結果として全体を通してすばらしい映画に仕上がっていると思います。こういったテーマの映画には珍しく、極力CGを使わないというこだわりも、功を奏したのではないでしょうか。
父の作り話をどうしても受け入れられなかった息子と、最期を迎える父親との関係が徐々に変化をしていくラストシーンはとても感動的で、久々に映画を観てすがすがしい気分になりました。