ミュージカル 星の王子さま [DVD]
新国立劇場での再演バージョンの収録。
スタッフの方々も仰っているように、「星の王子さま」の舞台として、ほぼ完成された仕上がりだと思います。
白井晃さんの丁寧な演出にも、とても好感がもてます。
自分も、それなりに舞台は観てきた人間だけど、星の王子さまを演じる宮崎あおいさんの演技が本当に素晴らしいです。
これほどの演技が見られることは、観客にとって最高の幸せです。
演劇ファンにとっては、永久保存版の上演。
ソニー サウンドエンターテインメントプレーヤー”Rolly” ブラック SEP-10BT B
小さい為音はあまり期待できないかと思っていましたが、本体サイズの割に結構な音量が出ますし、共振したりせずクリアな音が聞けて大変満足です。(モーション再生時は除きますが)
操作方法は本体を前後に転がしたり、左右にひねったりして直感的に操作できるので、単なる機械という感じがせず自分としては、好みです。
コンパクトな作りで、オプションとしてキャリングポーチも別売りされているので、バッグの中に入れておいて外出先で聞けるところも良いですね。
あと、Rollyのダンスは必見ですよ!一人暮らしの寂しさを癒してくれるかもしれません。
(自分もその一人)
「妄想狂通信」 (TOKYO NEWS MOOK 201号)
妄想狂通信というタイトルですが、
妄想のみならず、ローリーの幼少時の思い出、11年間の連載の連載のまtめというだけあり、その時々の
思い、巡る思考を体験できる書。表紙のインパクトから飛び道具的な印象もあるが、
読んでみると、日々のプレッシャーと困難を乗り切るヒント、思考の転回=妄想の道程が見えてきた。
ような気がする。
話題の僧侶、小池龍之介との対談は色々な意味で必読。
GOLDEN☆BEST ROLLY
デビュー20年にふさわしい豪華な楽曲の編成。願わくばインディーズ時代からのコンプリートなセットのリリースを希望しますが、
とりあえずROLLY氏のこの20年の歩みを振り返るには必要最小限的な内容です。ネット配信でしか聴けなかった『あなたがすき』や、
今やプレミアアルバムとなっている“鋼鉄のハードロッカー”の『Rock'n〜』が入っているだけでも“買い”だと
思います。ロックに魂を売った一人の日本人の軌跡を堪能できます。
使い古された言葉ではありますが“色あせない”ロックがここにはあります。
むしろ、このような時代にこそROLLY氏のきらびやかなギターの
音色が必要なのかもしれません。何とも楽しく愉快でカッコ良くかつ変態的にして猟奇的、
そしてなによりもグラマラス!!!氏には日本のグラムロックの王道をこれからも歩んでいってもらいたいです。
さよならの贈りもの―CDつき絵本
もう10年も前に発表された「すかんち」というバンドの「オペラ」というアルバム。
その中でも、他のミュージシャンでは思いつかないであろう異彩を放った、物語性の高い歌詞を持った曲が、この本の元となった『さよならの贈りもの』。
かくいう私も初めて聴いたのは「この曲を是非、本にしたい!」と声を掛けられたという企画者の方と同じで、あるテレビ番組で手動式オルガンを演奏しながらのROLLY氏のナマ歌でした。
初めて聴いて涙が出た。一度しか聴いていないのに頭から離れなくなった。
…そしてそれは、本になっても同じでした。
不治の病にかかった最愛の息子に、いつかきっと治ってもらうための究極の手段…。
読みながら泣き、付属のCDのメロディーは頭から離れない。
究極の愛というのはこういうことを言うんだろう、と感じました。
かつて「愛」というコトバが嫌いだったというROLLY氏。その氏が書き上げる愛の世界は、こんなにも純粋で強烈なものなのか…。
子供にも伝えたい。でもその前に、読み聞かせる大人が読んで心を洗っておく必要がある。
曲が発表されてから10年。
私も含めて世間が、この物語の素晴らしさにやっとついて来たのかもしれません。そしてこれから10年20年300年、ずっと残していきたい物語です。